2024年版CCUS(CO2回収利用貯留)技術の動向&将来展望
矢野経済研究所のCCUS(CO2回収・利用・貯留)技術に関するマーケットレポートです。
■ポイント ・本レポートでは、2050年度までの国内で排出されるCO2排出量およびCCUSによるCO2回収量・回収率を推計 ・化学吸収法や物理吸収法、固体吸収法、膜分離法、Direct Air Captureなどの分離・回収方法において実証試験や実用化へ向けた動きが活発化 利用増加が見込まれる低圧・低濃度の排ガスからの分離回収技術の確立が今後の課題となる ・カーボンリサイクル技術は、一部実用化されているもののまだ技術開発段階のものが多く、実用化されている技術についても低コスト化の課題が残る ・カーボンリサイクル技術の本格的な社会実装は、2030 年前後から徐々にスタートする見込み ・2030年までに年間約1,300 万トンのCO2貯留を目標とする「先進的CCS事業」の選定(7案件)などを背景に、国内や海外を貯留地とするCCS事業に関する取組が拡大 ・これに伴い、CO2の大量輸送に必要なパイプラインや船舶に関する取組の検討や実証実験が進展 発刊日:2024/03/28 体裁:A4 / 181頁 価格(税込):198,000円(本体価格:180,000円)
- 企業:株式会社矢野経済研究所
- 価格:応相談